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一色まこと「ピアノの森」26巻(ちょっとネタバレあり) [【過去ログ】管理人つぶやき1]

机の上に積み上がってた本を片付けてたら、「ピアノの森」の26巻が出てきました。

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懐かしい~

最初の”子ども編”の時は本当に面白いピアノ漫画だった。
特に、カイが初めてコンクールに出る時の、控え室のあの独特の雰囲気・・・
「めっちゃ分かる~~~!!!」って共感しまくりでした。

大人になって、最後のショパンコンクール編になると、
なんだか次から次に強敵が現れて、明らかに、インフレ起こしてる状態でした。
出場者達がスーパーサイヤ人ばかり、みたいな感じで。
特に中国人の”パン・ウェイ”というピアニストの存在が本当に謎だったんですよ!主人公より凄い?的な描写だったので、もうこの人が優勝でいいじゃんって感じで。

26巻が最終巻なのだけど、25巻の最後がコンクール結果発表のクライマックスシーンだったので、26巻は後日談的な、終わりに向けてゆっくりと物語を畳んでいく感じです。

カイがショパンコンクールで優勝した時は、さすがに私も読みながら泣きましたね~(´;ω;`);
かなりの長期連載で、カイの子どもの頃からずっと追っているので、特に子ども時代は辛い事がたくさんだったけれど、やっとここまで来たねー良かったねーって泣きました(´;ω;`);

しかし、ショパンコンクール編で登場したパン・ウェイの存在意義って結局なんだったのよ、ってとっても疑問でしたが、この26巻でパン・ウェイ登場が物語の終結に不可欠だったのが分かった時は、めっちゃ衝撃でした!!!

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「そんな奴どこにいるんだよ~」→「い・・・・いた!」
のページを読んだ時に、なるほど!!!って思いました。
まさか彼が、この後の展開に繋げるための重要な伏線になっているとは、、、この伏線、前もって分かってた人はいるのかな!?

連載は途切れ途切れだったし、再開してもほんの数ページとか、内容も無い!みたいな感じで、どんどん面白くなくなってきたのだけど、結局最後はきれいにまとまったので、終わりよければ全て良しって感じです。

でもやっぱり最初の”小学生編”は神漫画だったなー


ピアノの森(1) (モーニングコミックス)

ピアノの森(1) (モーニングコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/04/14
  • メディア: Kindle版



特に、”便所姫(誉子)”が大好きでした。
緊張で本番はいつもボロボロの演奏しか出来ない子で、めっちゃ共感しまくりで、
コンクール途中敗退してしまったカイの敵討ちをするシーン(『便所姫の逆襲』)、これも泣けました~
もちろんピアノ演奏で、敵討ちするんですよ。小学生が、審査員相手に「これでもくらえ!」って感じで。
『便所姫の逆襲』は本当に名場面です。
良かったら皆さんも読んでみて下さい☆

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便所姫~~~
やっぱりこの頃の絵の方が表情豊かでよかったな。。。
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