SSブログ

横山幸雄 ラフマニノフピアノ協奏曲第3番 [【過去ログ】管理人つぶやき1]

数年前、関東に住んでいる時、
主人が出張続きで、家に帰っても暇だなーって時期がありまして、
仕事帰りに、わざわざ初台に寄り(というか、大回りをして)、お気に入りの東京オペラシティにコンサートを聴きに行くという事をしていました。

特に、平日の夜の、料金お安め穴場的なコンサートに行くのが好きでした♪(音大の定期演奏会とか)

ある時、『東京シティフィル×横山幸雄 ラフマニノフ ピアノ協奏曲ト第3番』という組み合わせのコンサートの残り席をチェックしてみたら、なんととってもお安い席が空いてました。
結構直前だったのだけれど。キャンセルだったのかな~。
舞台に対して、正面じゃなくて、2階の横向きの席だったのです。だから安かったのです。

でも、その横向きの席っていうのが大当たりでしてヽ(^o^)丿
だって横山幸雄氏が、こちら真正面を向いてピアノを弾いている状態なのですよ!

衝撃だったのが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の後半のすごい箇所を弾いている時、横山氏の顔の肉が上下にプルプルと揺れていたのを見た事です。
顔の肉が揺れるほど激しく弾くのって初めて見ました。ほんとビックリしました。
そして素晴らしい演奏でした。
私は横山氏の演奏に惚れて、そのままプチおっかけとなり、
再びオペラシティでピアノソロのリサイタルを聴いたり、
上野学園にシューマンの公開レッスンを聴きに行ったりしました。
そしてその公開レッスンがきっかけで、自分もシューマン「ウィーンの謝肉祭の道化」を練習して、なんと人前で披露する機会もありました。

”ウィーンの謝肉祭の道化”なんて、それまでの自分では絶対に選曲しない、ましてや人前で弾こうとなんて絶対に思わない曲だったので、この出会いに感謝しました(*´∇`*)結果的には、やっぱり自分がもっているものと求められるものが全然違いすぎて、思ったように仕上げる事は出来なかったのですがとっても良い経験でした。

「ラフマニノフ3番で横山氏の顔の肉揺れる」を目撃してなかったら→自分は「ウィーンの謝肉祭の道化を人前で弾く」経験はしてなかった訳です。なんか人生って不思議だな!って思ったのは大袈裟だけれど。

先日、甲陽園のツマガリのケーキでお茶してた時も、「顔の肉が揺れてたよ!」という話をしました。いまだにネタになります(笑)

もう一回顔の肉が揺れるのを観たくなってYouTubeを検索したら、



尚美で公開レッスンしてるのを見つけました!
さすがに顔の肉が揺れるほど本気では弾いていませんでした(≧▽≦)
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0